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■ガラスカバーを外したまま長時間放置しないでください
 空気の移動がはげしいと、湿度が安定しません 。  

■直射日光を避けてください
 蘿の葉がたいていごくうすい組織からできているためです。
 カーテン越しの光り程度が好ましいです。

■土の表面はわずかに湿気を帯びているようにしてください
 蘿には空気中の水蒸気になった水分が適しています。
 土には余分な水分は必要なく、 たまり水はかえって蘿を腐らせてしまう原因にもなります。

■散水するお水は一晩おいてカルキ抜きをしてください
 ミネラルウーターを与えるとより元気になります。

■灌水は蘿の葉の表面にしてください
 蘿は根から水を吸収する器官が発達していなく、体表から水分を吸収しているためです

■冬の低温と、夏の高温に気を付けてください



3月末から4月にかけては、灌水をこまめにやります。
それと同時に日当たりに短時間出し、温度を上げて新芽を刺激するのも効果的です。
 
 
6月頃は梅雨の時期に当たりますが、全体に空気中の湿度もあがり、気温も蘿の成長に最適な15〜20度くらいになっています。
つまり蘿にとって一番過ごしやすい時期で、移植、植替えなどするのもこの頃がよいとされています。
 
 
気温があがり、水のやりすぎなどで蘿がむれて腐ってくることがあります。この時期で最も大切なのは灌水です。灌水は夕方涼しくなってからすこし多めに、朝方の涼しいときに少なめに行います。強い日ざしをさけるため、日当たりの少ない涼しいところ(家の北側、垣根のそば)に移動させるのも良いでしょう。
 
秋の長雨の頃に、弱った部分を一部植えかえる程度の作業をします。灌水はこまめにする必要はありません。
 
 
12月、霜がおりる頃になると、蘿は急に元気がなくなります。霜の降りない暖かい場所におきましょう。空気の乾燥で蘿の生えている土が乾いてくるようでしたら、暖かい日にすこし灌水してあげるとよいでしょう。次第に茶色になって枯れたように見えるのは冬の色がわりです。これは枯れたのではないので翌春まで大切にしておきます。気温が暖かくなるにつれて、みずみずしい新芽が、顔を覗かせてくれます。気温がある程度保たれると色がわりをしません
 
 
肥料は必要としません。病害虫もめったにありません。
たまにナメクジが新芽を食べることがありますが、薬品は使わずに割り箸などで退治しましょう。